こんにちは。元公立小学校教員歴15年の、さとさとです。
先生のことを「お母さん!」と呼んじゃう問題。これってあるあるなんですかね。
と、いうようなやりとりを、教員時代よくしていました。
この現象、実はアメリカのある大学で研究され、論文まで発表されてます!
なぜ先生のことを「お母さん」と呼んでしまうのか。
詳しくみていきましょう。
呼び間違えた経験のある人はどれくらいいる?
僕自身も、先生に向かって「お母さん」と呼んでしまい、恥ずかしい思いをしたことがあります。
では、実際にどれくらいの人が呼び間違えた経験があるのかというと、ある調査では約40%の人が経験アリと答えています。
「先生のことを「お母さん!」と呼んでしまった人、約4割!」
https://hitome.bo/column/article/5593-hitomebo-mistake-call-teacher.html
結構な数の人たちが呼び間違えているようですね。
やはり、”あるある”なのでしょうか。
米デューク大学の研究
米デューク大学で、心理学と神経科学を専門にするデビッド・ルービン教授の研究チームは、5回にわたるアンケートを実施し、1700名以上の対象者の”呼び間違え”に関する回答を調査しました。
結果は、
- 親しいほど間違える
- 家族や友人の名前を間違えることが多い
ということが分かったそうです。
親しいほど間違えるというのは、同じカテゴリーに分類されている人同士で間違えるとされています。
例えば、「家族」「友人」など。
長男を次男の名前で呼んでしまったり、仲のいい友人を同じく仲のいい別の友人の名前で呼んでしまったりといったように、自分の中で同じカテゴリーに分類されている人同士で間違えてしまうそうです。
まとめ
つまり、先生を「お母さん」と呼んでしまうのは、先生とお母さんが同じカテゴリーに分類されているということです。
先生が「家族」カテゴリーに入ってしまうほど、その子と先生の関係が良いということです。
ちなみに、この呼び間違えに性別はあまり関係しないようです。